読書離れが進む現代、読書は色々なものを与えてくれる
最近受験の中に文章の読解力が必要な問題が多くなっているといわれています。
これは、長文問題の読解力が低くなっているということから、問題を多くしていると考えられるのです。
昔は本を読む習慣をつける学校が非常に多く、例えば朝の学習時間に15分間、必ず本を読む時間があるなど、かなり身近に本があったと思います。
しかし現代は本を読むことが少なくなり、映像からいろいろなことを知ることもでき、ネット上で分からないことを解決できるので、読まない子も多くなっているのです。
そのため、理解力が弱かったり、思考力が低かったり、想像することができないなど、学習面、情緒面にも影響が出ています。
本を読むことを趣味としている人は、人生をより楽しくできるともいわれているのです。
本はそれほどお金のかかる趣味ではないですし、この先、趣味として本を読むこともおすすめできます。
本といっても軽いものから重いものまで多数ある
本と一口に言っても、軽いものから重いものまでたくさんのジャンルがあるのです。
文章の美しさ、文章の芸術性が感じられる純文学は、ちょっと入るのが難しい本もありますが、読み込んでいくと自分にすごく近い心を持っている主人公がいたり、ハッとさせられることも出てきて非常に奥深いジャンルです。
歴史小説は実際の歴史通りに進むものもありますし、作者が本当はこうだったのではないかという、時代背景を考えて作る物語もあります。
それぞれに魅力があり、歴史の中に入っていけるような魅力を持っている本です。
ミステリーは本が好きじゃない人が本を読むときに最も気軽に読めるジャンルだと思います。
ハラハラドキドキしながら犯人は誰?と想像しつつ読んでいけるのです。
漫画のように殺人現場が絵で描写されていることがないので、血なまぐさい場面があっても気にせず読むことができます。
ハリー・ポッターや不思議の国のアリス、それに昔話なども本格的に書かれているファンタジー物は物語の中にどんどん引きこまれ、現実を忘れることができる本です。
子供向けに書かれているのもでも、特に外国ものは大人が読んでも楽しめる要素が満載で、よく作りこまれています。
読書は楽しめるし、ためになる
本を読むことで現実にはない物語に入っていくことができる、また本を読むことは脳を鍛える事にもつながるのです。
次はどういう展開になるんだろう?この先、この主人公はどうなってしまうのか?こうして読んでいるうちに人は自然とその先を想像しています。
集中して読むことで集中力が付きますし、想像しながら読むことで想像力が付いてくるのです。
文字、言葉を理解する、いろいろな言い回しや言葉の意味を知る機会にもなりますし、実際に自分が作文や日記を書くとき、本を読むということが非常に役立ちます。
雑学に強くなるということも、本を読む利点です。
社会に出ると学校のお勉強よりも雑学がものをいうこともあるので、本を読むことによって将来役立てることが多くなります。